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投資信託を見極める: 菊池 誠一: 本

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投資信託を見極める

投資信託を見極める

内容紹介

団塊世代資金の流入や郵便局での窓販などの影響もあり、投信市場は急拡大している。本書ではこうした状況をおさえたうえで、資産残高5兆円を超える巨大投信「グロソブ」をはじめとする個々の投信に焦点を当てていく。ノウハウ本や商品紹介本とは一線を画し、アナリスト的な分析にジャーナリスティックな視点を加えて、それぞれの特徴・問題点を明らかにしていくことで、投信が抱える様々な問題点を検証し、今後の展望を試みる。

内容(「BOOK」データベースより)

アナリスト、投資家、…。様々な立場を知る“投信ウォッチャー”が、豊富な事例の検証・分析に基づき、中立的な視点から明らかにする、投資信託の「良い点」「悪い点」。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

菊池 誠一
日本経済新聞記者から日本公社債研究所(現・格付投資情報センター)に出向しチーフ・アナリスト兼国際格付部長。北海道大学客員教授を経て、2000年流通科学大学商学部教授に就任。企業評価論、財務管理論などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

はしがき「投資信託の時代」がやってきた

第1章 様変わりになった投資信託
1-1 株式投信の急拡大
1-2 国民的投信になった「グロソブ」
1-3 「海外債券・分配型投信」の台頭
1-4 伸び悩む“株式”投信
1-5 「リート」の登場と定着
Comment 「いびつな構成」の背後にあるもの

第2章 投資信託のプラス、マイナス
2-1 投資信託の仕組みと種類
Comment 投資信託の購入から売却までの手順をたどる
2-2 投資信託の「良い点」と「悪い点」

第3章 「グロソブ」と「海外債券型投信」の将来
3-1 曲がり角の「グロソブ」
Comment 若い人が「グロソブ」を買うことは、問題ないのか
Comment 決算データで検証してみると
3-2 「海外債券型投信」は平凡で、似たもの同士
Comment 「海外債券型投信」の微妙なコスト格差
3-3 「海外債券型投信」の将来は安泰なのか
Comment 急激な円高への備えとして―「ブル・ベア・ファンド」の活用―

第4章 「株式ファンド」の将来を考える
4-1 国内株の「株式ファンド」復活はあるのか
Comment まだは、もうなり――今から中国株ファンドを買うのは、合理的なのか
4-2 「好配当株投信」が抱える矛盾と限界
Comment 急成長ファンド「ピクテ・グローバル」のアキレス腱
4-3 ETFは本当に「有利な商品」なのか
Comment インデックス運用の効果―私自身のケースから

第5章 「リート(不動産投資信託)」の魅力と限界
5-1 リートが持つ「ミドルリスク商品」の顔
Comment リートは、なぜ税金を取られないのか?
5-2 「海外リート投信」――その高利回りの秘密と将来
Comment 「海外リート投信」を組み入れ銘柄から見ると
5-3 「J-リート投信」の存在意義を問う
Comment 私が「J-リート」を買わない理由

第6章 投資信託でポートフォリオを作る
6-1 ポートフォリオ作りの実際
6-2 具体的なポートフォリオの姿
6-3 「ハイブリッド型投信」を利用する
Comment 「春の嵐」から学ぶ

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